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大学職員になるには学歴が高いと就活で有利!昇進には関係ない?

大学職員に採用されやすいのは一般企業と同じで「コミュニケーション力」があり、素直で快活な人です。

さらに、大学職員では「学歴」が高い人が採用されやすい傾向にあります。

実際に私が勤める大学では、4割が早慶や首都圏国立の出身が約4割、地方国立やMARCHの出身が約3割、それ以下の学歴の人が約3割という割合です(30代くらいまでの若い世代に限ります)。

学歴フィルターがある?学歴が高い人が多い理由

一般の企業でも学歴が高いほうが有利だと言われますが、それ以上に大学職員では高学歴者の割合が高いと思います。

その理由は下記のようなものがあると思います。
「筆記試験による足切り」「教員が高学歴」「採用する人が保守的」

筆記試験による足切り

国立大学では各地区で「国立大学法人等職員採用試験」という公務員試験に似た形式の試験を行っています。

SPIや常識問題のようなものとは違い、ある程度対策が必要なテストです。ある程度、勉強が得意な人でなければ、短時間の勉強での突破は難しいと言われています(高学歴の人は「常識問題レベル」と言っている人もいます)。

また、有名私立大学ではその大学自体の偏差値が高いので、偏差値の高い職員を求めるという傾向があり、大学のレベル以下の学歴の人は採用されにくいというのが実情です。

教員が高学歴

大学教員は日本最高峰の高学歴の人が揃います。旧帝国大学の国立大学の大学院を卒業しているのが平均的な学歴です。

私立大学の出身でも、有名大学への留学経験があったり、常人離れした業績を有しています。

知の最高峰である大学教員を相手にするのに、最低限のコミュニケーションができるよう、高学歴の人が採用されやすいのだと思います。

採用する人が保守的

大学職員の採用を行うのは「教員」ではなく、「職員」です。

大学職員の仕事は「教員・学生のサポート」がメインです。採用する側の「大学職員」は「営業能力がある人」を求めておらず、ルールに則って「正しく仕事をこなせる人」が求められています。

営業成績を求めるのであれば「明るくやる気のある学生」が好まれますが、ルールに則って仕事をすることが求められるので「素直で真面目な人」が採用されやすいです。

真面目に目標に向かって頑張ってきたことは「学歴」が一番わかりやすい指標になるでしょう。採用する側も「有名大学を出ているから間違えない」と考えて、高学歴者を採用しやすくなります。

今の50代以上は高卒も多い

2000年より前に採用された人は高卒の人も多いです。

当時、国立大学の職員は国家公務員2種が担当していたという背景や大学職員があまり重要な仕事ではないと考えられていたということもあります。

そんな、年配職員の中には高学歴化をよく思っていない人も多いです。年配職員に好かれるのは、「体育会系」の人間です。

「先輩からの誘いは断らない」「飲み会では率先してお酌をする」

体育会系で元気な姿勢を見せることがアピールになる相手もいることは覚えておいたほうがいいでしょう。

採用には学歴だが、昇進には実績!

採用時には学歴が重視されますが、昇進時には関係ないと思います。

出身大学で学閥ができるような傾向もありません。

大学職員は成果がわかりづらく、仕事の強度を自分でコントールしやすい職場環境です。自分を律して、大学のために仕事を行える人が評価されます。

仕事を適切に、迅速に行なった人が評価され、昇進する環境と言っていいでしょう。

学歴に自信がなければ、個性が必要!

ここまで、大学職員に採用されるために学歴が重要だと説明してきました。

しかし、私の大学でもMARCH未満の出身者が3割程度おり、チャンスは十分にあります。

学歴が比較的低くても採用されている人はなにか光る個性があります。個性と言っても特別な必要はありません。

・「TOEIC 800点」等、勉強を頑張れる土台がある。
・説得力のある志望動機がある(学生時代に大学職員に助けてもらって、自分も助けたいと思った等)
・運動部出身で、フットワーク・体力は誰にも負けない

「就活」そのものに言えることですが、全く同じ属性の人が10人全員採用されるということはありません。学歴でアピールできる人は「真面目さ」をそうでない人は「個性」をアピールするといいでしょう。