就職・転職

国立大学職員の筆記試験対策は過去問が基本!知能問題をマスターすべし!

大学職員になるために、試験の受験が必須です。

大きな組織なので非常勤職員や派遣職員を含めた採用枠は大きいですが、正規職員として採用されるにはしっかりとした対策が必要です。

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大学職員になるための第一関門である「筆記試験」の対策方法をお伝えします。

国公立大学と私立大学で傾向が全く違う

まず、「国公立大学」を目指すか、「私立大学」を目指すかで試験が全く違います。

国公立大学の筆記試験 「知能問題」と「知識もんだし」

国や市の機関であるため、試験は「国家公務員」や「市役所」に似ています。

詳しくは下記のサイトを参考にしてください。関東の国立大学の採用試験のページです。

関東甲信越地区国立大学法人等職員採用試験

大枠をお伝えすると40問の選択式問題で、6〜7割が合格ラインになることが多いです。

筆記試験の問題は「知能問題」と「知識問題」が6:4くらいで出されます。令和2年度試験ではちょうど20問ずつでした。

「知能問題」は「文章問題、資料解釈、判断推理」などです。

「知識問題」は「人文科学、社会科学、自然科学」などの問題です。

問題例は下記の本などに載っています。

国立大学法人等職員採用試験攻略ブック 2年度

私立大学の筆記試験

私立大学の筆記試験は大学独自の問題が出されます。筆記試験がない大学もごく一部あるようです。

大学によって異なるのは、「SONY」と「PANASONIC」と「CANON」が別々に採用をしていて、それぞれどんな筆記試験を採用しているかが違うということと同様ですね、

一般的には「国公立大学」の試験ほどは難しくなく、対策をしなくても合格できるという人も多いです。

一方で、面接試験を突破して、実際に内定を得るのはハードルが高いです。

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過去問で傾向を知ることが第一

国立大学も私立大学も過去問を見ることが第一ですが、私立大学は独自色が強く筆記試験に関しては特別な対策はいらないと思っています。

国公立大学に特化したことを言うと、過去問を一度解いてみるといいでしょう。

五者択一の選択式なので、少なくとも20%くらいは解けると思います。

ここで大事なのは「分野」ごとに自分の正解率・得意不得意を把握することです。

私の場合は初めて解いたとき

知能分野は7割、知識分野の人文科学・社会科学は5割、知識分野の自然科学は0割という感覚でした。

この状況から、合格目標の総合7割に向けてどのような対策をとるかを考えます。

知能分野と知識分野に分かれる

問題は「知能分野(一般知能)」と「知識分野(一般知識)」に分かれます。

知能分野(一般知能)は満点を目指すべし

知能分野は
1、「文章を読んで理解する問題」
2、「資料の解釈をためす問題」
3,「判断推理という論理的思考力をためす問題」
4,「古文・漢文・英文」
などが出題されます。

知能分野は試験時間の大半を使って、満点を目指すのが基本です!

1、2は大学を卒業している人であれば、時間をかければ解ける問題です。

3の判断推理や数的処理という分野は数学が苦手な人は難しいかもしれません。しかし、解き方のコツがあるので、何度も問題を解けば満点が目指せます。
(判断推理・数的処理に特化した問題集も多く出ています。)

4は理系で「古文・漢文」をほとんど勉強していない、「英語」が大の苦手という人には厳しいかもしれません。

苦手という人は1・2問の出題のことが多いので、思い切って捨てましょう。対策を全くせずに本番は勘で答えましょう。

捨てる分野以外は満点を目指しましょう!僕は文系大学の出身で、数学も得意だったので、9割は正解できたと思います。

苦手だと思っていても、毎日問題を解いていればできるようになってきます。

知識分野(一般知識)は捨てる部分を決める

知識分野は範囲が広いのが特徴です。高校までで学習する範囲が基本とはいえ、受験勉強に使わなかった科目もあるはずです。

しかも、一般的な事項というよりはしっかり勉強していないと解けないような問題が出されます。

人文科学・・・地理、歴史、倫理
社会科学・・・公民、現代社会
自然科学・・・物理、化学、生物、地学、数学

僕は受験で使ったのは世界史、現代社会、地学、数学なので、その知識はなんとなくわかります。

一方で、日本史、物理、化学、生物、などはほとんど覚えていません。

僕の場合は人文科学、社会科学はある程度参考書を読んで、自然科学は捨てることにしました。

過去に勉強したことがあるものなら、記憶をたどることができますが、物理や化学を今から覚えるのは正直キツイです。

自然科学の分野で正答率が2割でも、他で8割以上正解できていれば総合では合格できます!

勇気を持って「捨てる」ということが重要です。その代わりに、取るべきところは取れるように勉強しましょう。

まとめ

国立大学職員の筆記試験は時間をかけた対策が必要ですが、過去問を確認すれば自分にあった効率のよい対策ができます。

筆記試験は合格ラインを1点でも超えることが大事なので、「捨てる」勇気を持って対策をしましょう!

ちなみに、この対策法は「公務員試験」でも推奨されています。「公務員試験対策」の書籍はたくさん出ているので、公務員関連の本を立ち読みしてみるのもいいと思います。

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