就職・転職

大学職員の正社員は狭き門。契約社員・パートなら簡単に採用される。

正社員・契約社員
こじろう
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国立大学職員のこじろうです!

大学職員として働きたいと考えていても、近年では大学職員への就職は狭き門になっているかもしれません。

本記事では、現役国立大学職員こじろうが、大学職員に就職されるためのコツと考えをお伝えします。下記の疑問を解決します。

・大学職員の正社員になるのは難しい?→大学職員の採用数は少なく、狭き門となっています。


・大学職員になるのに裏技はない?→契約社員・パート社員からのほうが確率が高いと思います。


・必要なスキルは?→英語が一番アピールポイントになる。事務系でもOK!

大学職員の正社員としての採用が難しくなっている理由と契約社員から始める選択肢について詳しく説明していきます。

大学職員の仕事内容・業種のまとめ!やりがいや将来性はある?大学職員の仕事内容の概略をまとめました。将来性ややりがいがないと言われることがありますが、裁量の小ささ故にそのようにかんじられるのだと思います。大学の中でも学生や授業に関わらない部署もたくさんあります。...

正社員は減少傾向で「狭き門」。人気の就職先

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大学職員は安定しているから、就職先に考えているけど、求人がほとんどないのね。。。
国立大学職員
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学生数1万人を超えるマンモス大学でも新卒の採用数が数人だったりすることもあるね。

どの業界にも言えることですが、企業内の正社員割合は現状傾向です。

景気に停滞感がある中で、解雇することが難しい「正社員」を多く雇用することは企業にとってのリスクとなっています。

大学も同じく、正社員(正規職員ともいう)を減らし、非正規職員(契約社員やパートタイム職員)を増やすという傾向があります。

また、大学内には授業・研究を担当する「教員」と事務を担当する「職員」がいます。
学生を集めたり、研究費をとってくるのは主に「教員」の仕事です。

大学職員の仕事内容は「大学運営に関わる教員・学生のサポート」大学職員の仕事は一言でいえば「教員・学生のサポート」です。教員が研究・授業を滞りなく行えるように、学生が勉強・学生生活をするためのサポー...

稼ぎ頭である教員の削減は当然あとまわしで、事務を担当する職員が先に減らされ、またはパート職員に入れ替えられます。

なので、有名大学でも年間の新規正社員の採用が数名ということが近年続いています。

人気ランキング上位の有名企業や国家公務員などと併願している優秀な人が、数少ない内定枠をとっていることも多いです。

大学職員になるには?就職・転職に役立つ情報まとめ!難易度は差が大きい!大学職員の仕事に興味をもって、働きたいと思ったらすぐに働けるものなのでしょうか? 5年前に大学職員に中途採用になった筆者が就職・転職のポ...

契約社員・パートの採用数は多い。ハローワークへの登録もある

正社員の採用は少ないですが、それ以外の契約社員やパートタイムの採用にはチャンスがあります。

正社員が少なくなっている分、パートタイムの採用は多くなっています。

大学のパート職員の採用にはハローワークなどを利用して、お金をかけないことが多く、宣伝活動をあまりしていないので、ライバルも多くありません。

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契約社員は穴場なのか!正社員にこだわらなければ、求人はあるのね。

試しに、大学が複数ある地域のハローワークに行ってみてください。いくつか求人情報が出ているはずです。

もしくは、直接大学のホームページを訪れてみるのもオススメです。最新の求人情報の確認ができ、どれくらいのペースでどのような職種が募集されているかを確認することができます。

埼玉大学 採用情報

東洋大学 採用情報

契約社員やパートタイムでの採用であれば、職種が指定されていることがほとんどです。経理業務をやるのか、学生サポートを行うのか。

自分の自信のある(経験のある)分野で申し込めば、採用の確率も高いでしょう。

大学事務の仕事内容・分野は「総務」「会計」「学務」のいずれか。大学職員には「事務職」「図書職」「技術職」があります。職員の8割は事務職として勤務しています。 事務職の仕事は大きく3つの分野、「総務...

「研究助手」のような職種で募集が行われていても、エクセルでデータを纏めるのが仕事の中心だったり、秘書に近い仕事ということもありますので、よく確認しましょう。

国立大学職員
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リクナビやマイナビのような大手サイトに登録されていなければ、ライバルが少ないからチャンスだね!

契約社員から正社員の道もある!専門性を身につけましょう

30代までの年齢であることに限られますが、正社員登用も狙えます。

大学職員は公的な機関ということもあり、大企業や公務員の「ジョブローテーション制度」を採用しているところが多いです。3年程度で部署が変わっていきます。

職員は3年に一度は部署異動がありますから、専門性が身につきません。

異動してきた正社員よりも契約社員のほうが顔も通じるし、仕事ができるということも日常茶飯事です。

国立大学職員
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英語が堪能で、コミュニュケーション力もある契約職員が一番活躍している職場というのも少なくないよ!

また、大学職員はホワイト職場と言われており、野心を持って成果をあげようと仕事をしている人が少ないと思います。

大学職員はホワイトな仕事環境!ノルマはないが残業・休日出勤はある!大学職員は「ホワイト」な職場だと言われます。そのとおりだと思いますが、残業や休日出勤が必要なこともあります。個人で仕事を管理して仕事ができるのが魅力ですが、業務過多になった時にも「チームで仕事をする」という文化はありません。...

熱心に「学生や教員のために」仕事を行えば、普通の人と差をつけることができます。

「普通の人」に差をつけて、専門性もあれば正社員への登用ということも多いです。

具体的には、大学では留学生が増えているため、中国語・英語が堪能な職員は重宝されます。

もしくは、大学の情報データベースを守るためのPC関連の資格を持っていることも強いアピールポイントになります。

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正社員登用を狙って、最初は契約社員から始めるという選択肢もあるのね!

契約社員のまま5年を超えての雇用となる場合は有期雇用から無期雇用に転換できますし、大学に必要な人材であれば、積極的に正社員登用も行っているところも多いです。

大学での業務に興味があって、自信がある方は「契約社員」からというルートを選んでもいいと思います。

大学職員は安定していることが魅力!民間企業よりも公務員よりも波がない?大学は「安定」している職場と言えます。給料・雇用・労働環境・福利厚生・人間関係など、全ての面で安定していると言えます。民間企業と比べて、景気の影響を受けにくいですし、公務員のように批判を受けにくいのも良いところです。...

正社員に登用されるためのコツ・ポイント

筆者が勤める大学では正社員登用を積極的に行っており、筆者の周りでも5年間で5人正社員に登用されています。

正社員登用されるためのポイントは以下の3つにまとめられます。

正社員登用の制度があるか情報収集

まずは、その大学が正社員登用を行っているかを調べましょう。

就職前に調べられることには限りがありますが、「〇〇大学 職員 正社員登用」など検索をすることができます。
大学によってはホームページに掲載がああります。

就職後は、長く勤めている契約社員さんから情報を集めるといいでしょう。

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大学は公的機関だから、情報公開されていることが意外に多いのね〜

権限がある人へのアピール

正社員登用の制度があることがわかったら、積極的にアピールしましょう。

自分の仕事を短時間で終え、周りの仕事を手伝って、チームに貢献しましょう。上司から権限者へ推薦してもらえる状況が理想です。

国立大学職員
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正社員登用は「出来レース」であることが多いから、直属の上司から採否を決める人事担当者に根回ししてもらうことが最重要!

短時間の面接での評価よりも、信頼できる人からの「推薦」のほうが採用に近づくと思います。

実績を示せること(英語力の専門性など)

推薦してもらうには正社員と登用すれば、更に活躍してくれるだろうと判断できる実績が必要です。

下記のような実績があれば、説得力のある推薦の材料になるでしょう。

・TOEICで800点を取得しているから、留学生の対応を任せることができる。
・経理課で契約社員として2年勤めていて、請求書処理がものすごく早い。
・電話の対応もメールの対応も非常に早く、先回りした丁寧な対応ができる。

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まとめ

大学職員の正職員採用は採用数が少ないので、契約社員からの登用も選択肢にするべきだということを紹介しました。

正社員登用になった人には「外国語が得意な人」「契約社員時に正社員並みの活躍をした人」「飲み会の誘いを断らず、明るい人」など様々です。

あなたのアピールポイントで正社員登用を狙ってみてはいかがでしょうか。

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