民間企業との比較

大学職員は離職率が低い!退職者は筆者の周りでは5年で5人だけ

大学職員 卒業・離職
こじろう
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国立大学職員のこじろうです!

大学職員は民間企業に比べて、離職率が低いです。辞める人が少ないというのは「魅力的な職場」と考えるいい判断材料になると思います。

本記事では、現役国立大学職員こじろうが、大学職員の離職の実態をお伝えします。下記の疑問を解決します。

・大学職員の離職率はどれくらい?→5%くらいだと思います。


・離職率が低いのはなぜ?→安定したホワイト職場です、


・退職した人はどんな理由で辞めた?→前向きな理由が多いです。

筆者は大学で5年間働いていますが、筆者の周りの知り合いで退職したのは5人しかいません。

なぜ離職率が低いのか、また退職した人はどんな理由だったのかを紹介します。

僕が感じるのは、「安定で毎年同じ仕事をしている」ことが離職率が低い原因であり、退職の原因ともなっているということです。

大学職員の仕事を民間企業と比較して考えてみる。楽な仕事かも私は5年ほど前に民間企業から転職して、大学職員になりました。民間企業からの転職を考えている人も多いと思いますので、参考になりそうな情報を...

大学職員の3年離職率はは5%以下?

転職活動中
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大学職員は「ホワイト職場」ってよく聞くけど、本当かな?
国立大学職員
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僕の職場での離職率は10%以下だと思うよ。離職率だけで見たら間違いなくホワイト職場だね。

民間企業の新卒3年後の離職率は30%と言われています。新卒で入社した100人が3年後には70人になっているのが一般企業の平均値です。

僕が勤める大学では体感で5%くらいの離職率です。

実際に5年勤めていますが、20人以上いた同期で退職した人はいませんし、前後の世代でも1,2人ほどしか辞めていません。

僕が勤めている大学が離職率の低い水準にある可能性もありますが、他の大学でもせいぜい10%くらいではないでしょうか。

育休・病休などの制度が整っているため、結婚・妊娠した人も働き続けるということも離職率が低い理由です。

安定した仕事で辞める必要なし

休暇制度の充実をはじめ、公的な大規模な機関のため、労働環境が整備されていること、定期昇給が行われる安定した仕事です。

退職金・給料
【気になる昇給額を公開】大学職員は定期昇給するとは限りません大学職員は「定期昇給」が魅力と感じている人も多いようです。国公立大学は規則に基づくため、各大学の規則・規程を確認しましょう。30歳で平均すると毎年5,000円くらい昇給して、安定していますが、差がつかないことが「不満」という人もいます。...

給料はそこまで高くないですが、仕事をしているうえでストレスを抱えることもあまりなく、生活していくのには不自由がない仕事です。

また、もとから仕事に過剰な期待をせずに入職する人が多いのだと思います。

転職活動中
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安定した仕事を探しているから、大学職員はよさそうだな!

「仕事はつまらなくても、給料が貰えればいいか」と考える人も多いです。

無能・仕事がつまらない
大学職員の仕事がつまらないの裁量権がないから。ストレスか楽か?大学職員の仕事を調べていると「つまらない」「うつ」「ストレス」「ホワイト」など様々な情報を目にします。5年間国立大学職員として働いていますが、どれも本当だと思います。実際に、うつ病で休職している人もいますし、ホワイトで最高!と言っている同僚もいます。...

転職できるスキルが身につかない

安定しているため、転職する必要がないのが1つの理由ですが、「転職できるほどのスキルがない」という見方もできます。

大学職員の仕事は教員や学生のサポートがメインです。与えられた仕事を毎年、間違いなく行う力が求められます。

大学職員の仕事内容は「大学運営に関わる教員・学生のサポート」大学職員の仕事は一言でいえば「教員・学生のサポート」です。教員が研究・授業を滞りなく行えるように、学生が勉強・学生生活をするためのサポー...

事務処理の能力はつきますが、他の民間企業が欲するような「営業力」「企画力」「課題解決力」は身につきません。

また、大学という排他的な環境のため、「世間知らず」というイメージで大学職員を見る人も多いでしょう。

30歳を超えた大学職員だと、転職先となる会社はあまり想像できません。

国立大学職員
国立大学職員
意識高く仕事をしていないと、大学職員での経験を活かして転職するというのは難しいと思うよ。

退職事例を紹介

大学職員でも、退職する人を何人か見てきましたので、その実例を紹介します。

事例①スキルを求めて転職

・26歳男性・システムエンジニア

大学職員をやっていても、スキルがつかないということで、SEに転職した方がいました。手に職がないことと、「大学にずっと勤めていて偉い教授に嫌われたら、どうしよう」と心配していました。給与は同程度の転職先だったようです。

事例②大学の将来性を懸念して転職

・28歳男性・コンサルタント

大学で担当していた法規関連の知識が必要なコンサルタントに転職した方がいました。

珍しく大学での能力が役に立ったパターンです。法務関係の職種に転職ということですが、普通の企業であれば、弁護士や行政書士に任せるような仕事も多いので、稀な例だと思います。

事例③人間関係と本人の資質で転職

・29歳女性・広告業

大学の仕事が暇で、業務時間中にゲームをやっていたような人だったようです。ホワイト職場とは言え、人間関係が悪くなり、転職することになりました。大学在職時にしていた仕事とは関係ない職種です。

誰もが知る「大学」に常勤職員として働いていた経験をアピールすれば、中小企業では入れる会社も多いようです。

事例④仕事が大変で転職

・36歳女性・個人事務所事務員

大学職員として早く出世した人で、毎週土日も出勤するようなワーカホリックの人でした。責任を抱えきれずに、楽な仕事に転職しました。

個人の裁量で楽に仕事もできるはずですが、周りの期待に応えようと頑張りすぎてしまう人は「忙しすぎて転職」という人もいます。

事例⑤能力に給料が見合っていないため、転職

・27歳女性・大手会計事務所

高学歴の方でした。おそらく定型的な業務に嫌気がさしたのでしょう。

会計事務所に転職しました。会計事務所なので、国家資格の取得も視野に入れていたのでしょう。キャリアアップを考えたら、懸命な選択かもしれません。

転職活動中
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「ホワイト職場」でもいろんな理由で転職していく人がいるのね。
国立大学職員
国立大学職員
「仕事のノルマがきつい」「精神的に追い込まれた」などという退職理由の人は殆ど聞かないね。前向きな理由で辞めている人が多いかな。

コロナ禍での離職率はさらに、低下傾向

2020年コロナウイルスの影響で、世界中が大混乱しました。コロナの影響で解雇された人、退職せざるを得なかった人も少なくありません。

一方で、大学職員はさらに離職率が低下しています。前々から転職活動をしていた人が1人退職しましたが、それ以外に退職した人を知りません。下記のような、理由があります。

・学費と国からの運営費で経営しているため、給与や賞与の減額がなかった
・メディア授業の導入や不要不急の外出自粛要請により、業務量が減った
・コロナを理由にした休暇の取得に対し、罰則がなく、休暇が取れる

転職活動中
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コロナで大変な時期にも、仕事が減って給料は変わらない人もいるのね。羨ましい。。
テレワーク
大学職員のテレワーク・リモートワークは少ない。環境は整いつつあるが・・大学は文部科学省の要請で「教育・研究機関」として組織されているため、国の要請に沿って「在宅勤務」「テレワーク」が行われています。一方で、実験や実習で大学に学生が集っている以上は多くの職員は出金しなければならない状態になっています。...

大学職員を辞めたい人に「僕ならこう声をかける」

僕は大学職員をやめるのは「もったいない」と思います。

・随一の安定した仕事(休日・残業・給与)。
・人間関係・労働環境の相談も容易にできる。
・誰でもできる仕事で、精神的な負担は少ないはず。

将来性が不安というなら、あいた時間でスキルを身につけるほうが効率的な気がします。

「まずは、大学の仕事は手をぬいて、あいた時間で勉強やスモールビジネスをしてみたら?」とオススメしますね。

大学職員は安定していることが魅力!民間企業よりも公務員よりも波がない?大学は「安定」している職場と言えます。給料・雇用・労働環境・福利厚生・人間関係など、全ての面で安定していると言えます。民間企業と比べて、景気の影響を受けにくいですし、公務員のように批判を受けにくいのも良いところです。...

まとめ

国立大学職員
国立大学職員
大学職員の離職率は極めて低く、またコロナ禍でも給与・労働環境という面ですごく安定してる!

離職率が低いことことからも非常にオススメできる職場です。

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