仕事内容

大学職員の仕事はやりがいがない?達成感を感じる場面はある?

大学職員はつまらない仕事といわれています。実際に、多くの人にとってはつまらない仕事だと思います。

つまらない仕事だとやる気がおきず、良い成果が出せないかもしれません。ただ、やりがいを感じるコツはあると思います。

やりがいはない。給料はそこそこ

一般的な考え方で言えば、やりがいのない、給料そこそこの仕事というのが大学職員の仕事だと思います。

やりがいがないと思われるのは誰でもできるマニュアルに従った仕事だからです。公務員に近いと思います。

公務員は法律や規則に従って、仕事を行うのが公務員の仕事で重要なことです。

税金が源泉となっている仕事なので、「特例」は許されません。全国民に平等の基準でルールに則って業務を行わなければなりません。そんな仕事に「個性」や「職員のやりがい」は求められません。

大学職員も同じで、全学生・全教員に同じ対応が求められます。成績判定や入試判定は特にそうです。

職責を全うしようとすれば、「個性」をださずに、「やりがい」を感じずに仕事をするべきなのです。

学生数増加などの数字や教員・学生からの感謝

ただし、100%画一的な対応が求められるわけではありません。大学内の仕事は多岐に渡ります。

学内のホームページの更新や、実験を行うための学内審査、毎月の交通費支払いなどの仕事もあります。

期限が定められている仕事がほとんどですが、全て順番に行う必要はありません。研究費利用の関係で、いち早く実験を開始したい場合は優先的に書類のチェックをして、委員会に上げるということもあれば、

期限を3日過ぎたものも、お願いされれば、今月の支払いに間に合わせることもあります。

そのあたりは教員との良い関係性を保つコツです。

大学職員も手続きをミスすることがあります。ミスがあった時に多めに見てもらうためにも「お互い様」の意識で感謝してもらえるよう「ためになる」仕事をやることが大切です。

また、数多の市民を相手にする公務員に比べると、大学職員は相手が学生と教員に絞られています。

一度関係が崩れると修復が難しいので、丁寧に嫌われないように仕事をしています。

「感謝」されることが嬉しくて、「やりがい」につながることもあります。自分が書類の添削をした学生が卒業した時に御礼を言われるなどですね。

また、部署によっては「志願者数を増やす」「寄附金を増やす」など、数字の目標が掲げられることもあります。「数字」もわかりやすい目標になりますね。目標を達成するために頑張ることは「やりがい」があります。

国民のためになったと信じて仕事を行うこと

感謝や小さな「貢献感」を敏感に感じ取れる人にとっては「やりがい」があると感じられると思います。

ただ、他の営業やマーケティングの仕事に比べると「やりがい」がないと感じるのは普通だと思います。

やりがいを感じるべきは「教員」であり、達成感を感じるべきも「教員や学生」です。大学職員は「やりがい」を見つけてもらえるようにサポートするのが仕事です。

「やりがいがない」仕事に不満感を感じる職員は多く、僕の上司はよく相談を受けていたようです。

僕も相談した一人でした。その時の上司の回答が僕にはしっくりきています。

確かに、大学職員の仕事は直接的な成果をあげられず、やりがいを感じにくい。だけど、

「遠い将来、国民の生活の豊かさに貢献すると信じるしかない」。それを「やりがい」にすること。

大学に関係する人は日本の将来を変える可能性のある人がたくさんいます。

教授の研究成果が世の中を便利にすることがありますし、卒業した学生が就職して社会を動かします。

大学に関わった人たちが活躍できることを「信じて」、全力でサポートするのが大学職員の仕事だと僕は思っています。

当時の上司の言葉はとても印象に残っています。