仕事内容

大学職員の仕事は「やりがい」がない?実際にやりがいを感じた瞬間3選

教育
kobataka1
  • 今、大学職員として働いているが、大学職員の仕事にやりがいがない
  • 大学職員に転職を考えているが、やりがいがある仕事か知りたい

大学職員は、やりがいのない仕事だと言われることがあります。

実際に、大学職員として5年以上働いている筆者も、あまり「やりがい」を感じられていません。

しかし、同僚や先輩に話を聞いてみると、やりがいを感じて仕事をしている人が多くいることがわかりました。

本記事では、実際に大学職員として働くひとに聞いた「やりがいを感じた瞬間」を紹介します。

【やりがいを感じた瞬間】

  • 学生から感謝された時
  • 関わったイベントが成功した時
  • 職員の役に立つツールを作成した時

やりがいを感じるのは、考え方次第だと思うようになりました。

ダイマナのプロフィール

ダイマナ

  • 平成元年生まれの30代、千葉県出身
  • 現役大学職員(大学職員歴:6年)
  • 大学では、教務・研究支援の業務を担当
  • 民間企業での勤務経験・転職経験もあり
  • 学生時代、大学職員の存在を知らなかった

辞書
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事務の仕事は「やりがいがない」と感じやすい

無能・仕事がつまらない

一般的な考え方では、大学職員の仕事は「やりがいのない」仕事だと思います。

やりがいがないと思われるのは、誰でもできるマニュアルに従った仕事だからです。仕事内容は公務員に近いと思います。法律や規則に従って、仕事を行うのが公務員の仕事で重要なことです。

税金が源泉となっている仕事なので、「特例」は許されません。全国民に平等の基準で業務を行わなければなりません。仕事に「個性」や「職員のやりがい」は求められません。

大学職員も同じで、全学生・全教員に同じ対応が求められます。成績判定や入試判定などは、特に差別があっては困るものですね。

職責を全うしようと考えれば、「個性」をださずに、「やりがい」を感じずに仕事をするべきなのです。

大学職員の仕事の「つまらなさ」については、下記の記事でもまとめています。

つまらない
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現役大学職員に聞いた「やりがいが感じる瞬間」3選

正社員・契約社員

やりがいを感じづらい仕事ではありますが、やりがいを感じて仕事をしている職員もいます。

実際に、筆者が先輩や同僚に聞いた「やりがいを感じる瞬間」を紹介します。

学生から感謝された時

医学部の学務係で働いていた先輩の話です。

【学生からの感謝】

学生が医師国家試験に合格した報告をしてくれた時は「やりがい」を感じたね。

国家試験の前年までは、部活を頑張っていて、よく部活の申請書類を申請しにきていて、顔見知りになっていた。学内のコンビニでも挨拶してくれて、たまにお菓子を差し入れたりもしていた。

「受かりました〜」って事務室に来た時は、嬉しかったね。お医者さんとして俺の倍以上かせいでるだろうな笑

関わった学生や教員から感謝されるのは、やはり嬉しいですね。

若い学生さんの人生に携われるのは、「やりがい」に繋がります。実際には、教員が学生から感謝されることはあっても、事務職員が感謝されることはあまりないかもしれません。

関わったイベントが成功した時

会話する女性

シンポジウム開催をサポートした同僚の話です。

【イベントの成功】

大学内で先生がシンポジウムを開催することになり、広報など運営の手伝いをすることになった。

教室の確保や関連教員へのアポイントなど、半年前から準備を進めていった。前例のないことだったから、自分で考えてホームページへの広報やメーリングリストでの配信を行った。

結果としては、想定以上の集客ができて、先生との絆も強固になった。大変だったけど、やってよかった。

チームで協力して1つのことをやり遂げるのは、「やりがい」があります。

「やりがい」をもとめて仕事をするのであれば、チームで行うプロジェクトなどに手を上げるのもいいでしょう。

職員の役に立つツールを作成した時

大学本部で給与関係業務を担当していた先輩の話です。

【役立つツールの開発】

大学の給与関係の仕事は、定型的な仕事が多く、年末調整の時期や月初めは忙しくなるけど、その他の時期は仕事が少なく残業なしで帰れる。

時間がある時期に、エクセルに計算式を入れて、誰でも使える保険料計算のツールを開発した。大学内では時短になるということで好評になった。それを聞いた上司が評価してくれて、やってよかったと思った。

暇な時間に、職員に必要なツールを作成した「できる仕事の先輩」です。このように、自ら「やりがい」を作っていくこともできます。仕事ぶりは上司にも届くものです。

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大学職員のやりがいは「思い込み」でいい

メリット・デメリット

感謝や小さな「貢献感」を敏感に感じ取れる人にとっては「やりがい」があると感じられると思います。

ただ、企画開発職やマーケティング職の仕事に比べると「やりがい」がないと感じるのは普通だと思います。

やりがいを感じるべきは「教員」であり、達成感を感じるべきも「教員や学生」です。大学職員は「やりがい」を見つけてもらえるようにサポートするのが仕事です。

筆者は、「やりがいがない」ことを文部科学省の官僚の方に相談したことがあります。(仕事の関係で話をする機会がありました)

その時の上司の回答が非常に納得のいくものでした。

【文部科学省の官僚が語った「大学職員」のやりがい】

確かに、大学職員の仕事は直接的な成果をあげられず、やりがいを感じにくい。

だけど、「将来、国民の生活の豊かさに貢献すると信じるしかない」。それを「やりがい」にする。思い込むのがいいと思う。

大学に関係する人は日本の将来を変える可能性のある人がたくさんいる。

教授の研究成果が世の中を便利にすることがあるし、卒業した学生が就職して社会を変えるような働きをするかもしれない。

この言葉に影響を受けて、大学に関わった人たちが活躍できることを「信じて」、全力でサポートするのが大学職員の仕事の「やりがい」だと僕は思っています。

空を見上げる男性
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まとめ:大学職員にも「やりがい」はある

一般的には、「やりがい」を感じづらい大学職員の仕事でも、やりがいを見つけ出すことができます。

事務職という定型的な仕事でも、「やりがい」を感じて仕事をしている人も多いです。

一方で、やりがいを見つけられなくても悩むことはありません。

「やりがい」なんてないけど、家族のために必要なことをやるだけという考えの、割り切った仕事のできる同僚もいます。

やりがいの考え方は様々ですが、大学職員は待遇もいいですし、オススメの仕事ですよ。

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ABOUT ME
ダイマナ
ダイマナ
現役アラサー国立大学職員
  • 平成元年生まれの30代、千葉県出身
  • 現役大学職員(大学職員歴:6年)
  • 大学では、教務・研究支援の業務を担当
  • ゆるふわ大学職員になろう
  • 教務.com管理人
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