やりとりをした「大学職員」が「無能」だと感じて本記事にたどり着いている人も多いかもしれません。
・大学職員は本当に無能なの?
→「無能」というのはほぼ正解だと思います。笑
・無能だと思われているのはなぜか?
→仕事の裁量権がないからです。
・無能な大学職員に対応されたらどうする?
→同じ部署の別の人(まともな人)に変わってもらいましょう。
「無能」というのはあながち間違っていないと思います。
詳しく解説していきます。

「無能」と思われる理由は裁量権の無さと年下相手から
「無能」と思われる理由は大きく4つに集約されると思います。
・コミュニケーション能力の低さ
・身だしなみのだらしなさ
・裁量権のなさ(自分で判断できない)
・年下相手と思って、横柄な態度を取る
コミュニュケーション能力の低さ
大学には「明るい」職員が少ないという印象はあります。
国立大学は公務員試験に近い試験がありますし、有名私立大学は倍率が高いため、学歴の高い人が採用されやすいです。

学歴が高く、頭はいいが、人間関係等に「難あり」と思われる人が多いです(特に国立大学では顕著です)。
誰でも仲良くなれる「明るさ」や困ったときに助けてもらえる「愛嬌」が民間企業・営業職では必須だと思いますが、有名私立大学以外の大学職員は持ち合わせていない人が多いんですね・・・。
ぶっきらぼうな言い方になったり、サービス精神が足りなかったりして、悪い印象がついてしまいます。
大学職員と関わることのある本記事を読んでいる方々は「頭はいいけど、話すのが苦手な人なんだな」と多めにみてもらえるといいですね。
身だしなみの悪さ
「身だしなみ」に気を使っていない人も多いです。
「見た目」は非常に重要な要素ですが、サイズの合っていないスーツを来ている、ボロボロのサンダルを履いている人も大学職員には結構います。
「営業成績」がないですから、「見た目」の重要さを気にする機会がないのだと思います。
上司が見た目を注意したら「パワハラ」になってしまいます。
問い合わせをしたのに回答が遅い→対応が暗い→しかも、服装が整っていない。
このような流れで「無能」という印象がついてしまうのでしょう。

大学職員は裁量権がなく、自分で決定できない
また、大学内の重要事項は「教員」が決定し、大学「職員」は会議の決定や大学の規程にしたがって仕事をしているだけです。
そのため、緊急事態にも
「会議で決定してから回答します」
「規程でダメと決まっています」
という回答をしてしまいがちです(特に悪びれることもなく)。
学生さんからすると、困っているから相談しているのに、「会議まで待ってください」とか言われたら、「すぐに判断してよ!」と思うのは普通ですよね。

年下の大学生相手に横柄な態度をとってしまう職員が多い
年下の大学生に対応しているということもあって、タメ口や横柄な態度をしている職員も少なくありません。
大学の研修では、「大学生は大学にとってはお客さん」だから、敬語で丁寧に対応するように指導されていますが、それができていないのは年配のおじさんが多いですね。
このような不誠実な対応を受けて、「無能」と感じてしまうのでしょう。
民間企業であれば、「お客様へのサービス」を考えて現場で迅速な判断がなされるはずです(優良企業であれば、現場で適切な判断をしていると思います。スターバックスやユニクロの店員さんが親切なように)。
無能な職員にあたったときの対処法は、他の職員に聞くこと
大学職員に「無能」と思われる人が多い理由がなんとなくわかっていただけたと思います。(残念ながら・・・)
あなたが大学の事務窓口の職員が「無能」だと感じたのであれば、話の分かる人を1人その部署に見つけましょう。
1つの部署に無能な人が複数人固まることはほとんどありません。近くには有能な人がいるはずです。
なにか用をつけて、しっかり対応してくれる人に変わってもらうのが一番です。
その場で変わってもらうのが気まずい場合は後からメールで下記のように、聞いてみるといいでしょう。
〇〇大学〇〇学部 学生支援係 御中
お世話になっております。学部○年のこじろうと申します。
先程、授業日程について、〇〇様にご相談したのですが、
〇〇の点についてわかりづらく、もう一度詳しく伺いたくご連絡しました。
恐れ入りますが、ご回答のほどよろしくお願いいたします。
これで、また無能な職員から分かりづらいメールが返ってきたら、その分かりづらいメールを近くの部署や広報部署に持ち込んでみましょう。まともな大学なら、取り合ってくれます。
また、一流大学には高学歴かつコミュニュケーション能力の高い人が多いです。ある程度人気のある職業なので、人のレベルも高い水準にあると思います。

「無能」と検索するのは教員か学生
「無能」と検索している多くは大学教員か学生だと思います。そもそも「大学職員」という仕事があることを知らない人も多いからです。
・問い合わせをしたのに、釈然とした回答がない。
・態度が悪い。何をいっているかわからない。
・仕事内容が雑でサービス精神を感じない。
このような経験をした教員や学生が多くいるのでしょう。
残念に思われている大学職員も福利厚生がよかったり、安定しているから、人気な職種ではあるんですよね。

学生対応の仕事は「無能な人」の仕事かも?
さらに付け加えると、「学生対応窓口の仕事」を大学職員の中で「無能」な人が担当している可能性もあります。
大学職員の仕事の分野は大きく「総務」「会計」「学務」に分かれ、いずれかの部署に配属されます。

「総務」担当は人事給与の業務をしており、人事権をもっています。「会計」担当は予算配分などお金を動かす力があります。
人事権・会計権をもつポジションに能力のある職員を配置する傾向があります(大学にもよりますが)。
「学務」担当は学生を相手にする重要な仕事ですが、「余り物職員」が配置されることも多いです。
大学のお客さんである「学生」の窓口に「無能」な職員が配置されているため、学生からのクレームが多く来ているという実態はあるかもしれません。
まとめ
大学職員を「無能」だと判断する材料は色々あることを説明してきました。
・大学職員は「頭はいいけど、コミュニケーションが苦手な人が多い」
・「無能」な職員にあたったら、近くにいる別の人にも聞いてみる
・ショップのような丁寧な対応には期待しない
大学職員の筆者としては、無能な大学職員を見かけても大きな心で受け止めていただけると非常にありがたいです・・・笑
