大学職員の面接試験で落ちる人の特徴4選!民間と異なる対策

大学職員の面接で落ちる人の特徴
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民間企業での面接が得意でも、大学職員の面接になかなか合格しない人もいます。

大学職員として長年勤めていると採用される人・採用されない人の特徴がわかってきます。

本記事の内容
  • 大学職員の面接で落ちる人の特徴4選を紹介
  • 落ちる人の特徴に当てはまらなければ、合格の確率が上がる
  • 面接対策に合わせて履歴書・ESも見直そう

本記事を読んで、面接試験対策を進めていただければと思います。

  • 基本的な内容2つ・・・コミュニケーション能力、自己PR・志望動機の内容
  • 見落としがちな内容2つ・・・協調性にかける・志望度が低い

他業界の選考に通過している人は、見落としがちな内容について注意して確認するようにしましょう。

ダイマナ
ダイマナ
現役アラサー国立大学職員
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  • 平成元年生まれの30代、千葉県出身
  • 現役大学職員(大学職員歴:6年)
  • 大学では、教務・研究支援の業務を担当
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    コミュニケーション能力がない

    面接試験で致命的なのが、コミュニケーション能力が低いと判断されてしまうことです。

    筆記試験を高得点で突破しても、面接でコミュニケーション能力不足だと判断されると、内定を得ることはできません。

    具体的なNG行動は以下のとおりです。

    • 極度に緊張して、面接全体を通じて会話のキャッチボールが普通にできない
    • 姿勢が悪い・表情が硬い・清潔感がないなど、印象が悪い(男性に多い)
    • 相手の反応を確認せずに、話を続けてしまう

    上記のような特徴は、アルバイト経験がない人によく見られます。

    お客さんを相手にするアルバイトをしている人であれば、最低限のビジネスマナー・コミュニケーションが身につきます。

    面接の一次試験に受からない人は、相手に不快感を与える言動はないか仲の良い友人に確認してみましょう。

    聞ける友人がいない人は、接客のアルバイトをして訓練しましょう。

    コミュニケーション能力が低いと判断されてしまっては、どんなにいい考えをもっていても内定とはなりません。

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    自己PR・志望動機が的違い

    コミュニケーション能力がある人で不合格になってしまうのが、自己PR・志望動機に説得力がない人です。

    大学職員の仕事を研究した上で、面接で重要となる自己PR・志望動機を作成するようにしましょう。

    的違いだと思われてしまう自己PR・志望動機には以下のようなものがあります。

    • 国立大学の面接で、アイデアや独創性ばかりを自己PRとして話す
    • グローバル化を目指す方針の大学で、地域のために働きたいという志望動機
    • 他大学の志望動機の使い回し

    自信を持って話をしていても、「大学の研究をしているのかな?」「民間企業のほうが活躍できそう」などと思われてしまうことがあります。

    大学の目指すべき方向と、自分ができるアピールポイントをすり合わせて志望動機を作れるといいでしょう。

    大学職員として使いやすいのは、チームの中で自分の役割を把握して貢献したエピソードです。

    チームワークができる職員は、「一緒に働きたい」と思ってもらいやすいです。

    コミュニケーション能力と自己PR・志望動機に問題なければ一次面接は突破することができるはずです。

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    協調性にかける

    全体的に評価が良い受験生でも、協調性にかけると判断されて内定までたどり着かない人がいます。

    自分に自信がある人に、見落としがちなポイントです。

    社会人として組織に属する限り、周りと協力して仕事をする必要があります。特に若手職員であれば、上司の指示・期待に応えるのが最初の仕事になります。

    面接で「協調性にかける」と判断されるのは以下のような特徴がある人です。

    • 難関資格やスキルをアピールして、仲間と協力したエピソードが少ない
    • 他者との競争して勝ちたいという気合が強すぎる人
    • 集団面接やグループディスカッションで周りの受験生に気を遣えない

    面接する管理職は、部下に協調性があることを期待しています。

    上司の仕事の状況に気を遣えるか、非常勤職員や学生とそつなくコミュニケーションがとれるかという点は非常に重要です。

    エピソードの1つは、サポートする立場でチームに貢献した話を用意しておくといいでしょう。

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    志望度が低い

    1番忘れがちで、最も重要な採用基準が「志望度」です。

    東京大学卒業、TOEIC900点、体育会出身、コミュニケーション能力も抜群というような高スペックな人も全ての企業で内定を得られるわけではありません。

    内定を出しても蹴られることを大学側は承知していますが、そもそも就職する気のない人には内定を出さないようにしています。

    面接内で能力・考え方を判断しているのと同時に、志望度の高さも確認しています。

    下記の質問は、志望度の高さを確認しています。

    • 併願先の大学・企業はあるか
    • 地方大学の場合、その地方との関わりがあるか
    • 内定を出したらすぐに働くことができるか

    その地方に縁がない場合、採用したら転居が必要な場合などは、志望度について入念に確認されます。

    直接的な質問をされる前の回答で、志望度の高さを示せると説得力があります。

    • 趣味の野球をするために、この地域に頻繁に来ている
    • 面接前に近辺を散歩して、大学の隣駅の雰囲気が気に入った

    一例ですが、大学に馴染みがある=志望度が高いと考えられやすいので、参考にしてみてください。

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    まとめ:大学職員に特化した面接対策が必要

    大学職員の面接で不合格になる特徴について紹介してきました。

    紹介した4点に気をつければ採用に近づけるでしょう。

    • 相手を不快にさせないコミュニケーション能力
    • 大学業界、その大学に適切な自己PR・志望動機
    • チーム内でサポート側として貢献したエピソードを用意
    • 大学との接点を作り、志望度が高いと印象づける

    コミュニケーション能力と経歴で、面接を突破してきた人も大学職員の面接ならではの対策を行ったほうがいいでしょう。

    面接に進むまでの筆記試験対策のコツなども紹介していますので参考にしていただければと思います。

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