『国立大学法人等職員採用試験攻略ブック』をレビュー!転職者必見
国立大学法人就職への就職をサポートしてくれる唯一の公式案内ともいえるのが『国立大学法人等職員採用試験攻略ブック』です。
国立大学職員を目指す場合、新卒でも転職でも必須だと考えています。
- 国立大学法人等職員採用試験攻略ブックの内容を写真つきで紹介
- 大学職員の仕事を知るのに必ず読んでおきたい、唯一の攻略本
- 大学ごとの受験情報(統一採用試験・独自採用試験)は必見!
本書の内容について紹介していきます。
国立大学法人等職員採用試験攻略ブックとは?
『国立大学法人等職員採用試験攻略ブック』は実務教育出版から毎年12月に発売されている、国立大学法人試験の対策本です。
公務員試験の対策を紹介している「受験ジャーナル」の姉妹本のような作りになっています。
『公務員試験受験ジャーナル』は2ヶ月に1回ほど発行されている公務員試験の対策本で、最新の受験情報・合格者の体験談などが載っているため、受験者には重宝されています。
受験ジャーナルの姉妹本なので、『国立大学法人等職員採用試験攻略ブック』も信頼性のあるリサーチのもと作成しています。
国立大学法人の就職・転職情報は、各大学のホームページくらいにしか情報がないため、書籍にまとまっているのはとても便利です。筆者も受験時には購入して、対策をしていました。
『国立大学法人等職員採用試験攻略ブック』以外に筆記試験対策で利用できる書籍は以下の記事で紹介しています。
国立大学法人等職員採用試験攻略ブックの内容
攻略ブックの内容を紹介していきます。
現役職員・内定者へのインタビュー
様々な大学の現役職員・内定者への仕事内容・試験対策内容のインタビューが紹介されています。
学生対応が中心の仕事だと思われがちですが、大学職員の仕事の幅広さを知ることができる内容です。
また、合格体験記にある試験対策のスケジュールなども参考になります。
国立大学法人の概要
国立大学法人と設置と代表的な組織図などが紹介されます。代表的な部署と仕事内容が紹介され、大学全体のイメージを掴むのに役立ちます。
関連記事:大学職員のきつい部署・楽な部署・出世におすすめの部署を紹介
国立大学法人等職員採用試験の内容
国立大学法人の統一採用試験では、筆記試験(教養試験)が課されます。
教養試験は範囲が広いですが、近年の国立大学法人等採用試験での出題内容から重要箇所を分析しています。
国立大学法人を第一志望にしている場合は、教養試験で重視して勉強する範囲を絞るのに参考になります。
大学ごとの試験情報
1番役立つのが各大学の二次試験・独自試験の情報です。
2次試験以降は各大学により選考内容が異なります(多くは2~3回の面接が行われる)。
大学ごとに面接の形態や聞かれた質問を紹介しているので、対策を行うのに必須の内容です。
また、近年増えている共通の筆記試験を課さない独自試験の採用数・内容もまとめているため、社会人からの転職を狙っている人にはこの情報をチェックしておくといいでしょう。
過去問・予想問題
『国立大学法人等職員採用試験攻略ブック』の後半、半分は筆記試験の過去問・予想問題です。
予想問題を一度解いてみると、自分の状況が客観的にわかります。
6~7割の正答率が筆記試験のボーダーになりますので、7割を目指して勉強しましょう。
『国立大学法人等職員採用試験攻略ブック』をおすすめする理由
攻略ブックをおすすめする理由は以下の3点です。
大学ごとの試験情報がまとまっている
『国立大学法人等職員採用試験攻略ブック』の1番重要な情報は、大学ごとの試験情報のページです。
- 面接選考の回数・種類
- 面接で聞かれた内容
- 独自採用試験の内容
- 各採用試験の受験者数・採用数・出身大学
以上のような情報が、面接を受ける際にも、受験先を決めるのにも役立ちます。
独自採用試験の情報を見ていると、首都圏の大学なのに倍率が低い大学が見つかることがあります。転職サイトでの募集をしておらず、学内ホームページのみの募集の場合は倍率が低く狙い目です。
転職サイトを眺めているだけでは、気づかないこと情報を得られるので、要チェックです。
様々な大学等の職員のインタビューが読める
国立大学法人等職員採用試験で一次試験を行っているのは、大学だけではありません。
高等専門学校や大学入試センターなどの関連機関の仕事もあり、そういった機関の情報も得ることができます。
ホームページでは見逃しがちな情報も収集できるのは、書籍ならではと言えます。
予想問題で自分の状況を把握できる
国立大学法人に特化した予想問題を解くことができるのも嬉しいポイントです。
市役所などを受ける人は教養試験の対策をすると思いますが、国立大学法人等とは難易度が異なります。
国立大学法人に特化した予想問題なので、適切に筆記試験対策ができます。
予想問題だけで合格は難しいので、通信講座などを利用すると筆記試験の突破に近づきます。
まとめ:攻略ブックで国立大学法人試験対策を始めよう
『国立大学法人等職員採用試験攻略ブック』の内容について紹介してきました。
共通の筆記試験を受験する人はもちろん、独自採用試験を受ける人にも合格に役立つ情報が満載の攻略ブックです。
まずは本書で試験内容のイメージを掴んで試験対策を進めてください。
国立大学法人と一緒に公務員試験も受ける人にオススメなのが『公務員転職ハンドブック』です。
『国立大学法人等職員採用試験攻略ブック』にあるような、自治体ごとの受験年齢制限などの情報がまとめられていて、受験先を決めるのに役立ちます。
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大学職員の仕事の実態を知るには以下の新書を読んで見るのもおすすめです。