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国立大学法人で受かりやすい穴場はどこ?難易度ランキングも解説

国立大学法人は受かりやすい?難易度ランキング
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  • 国立大学法人が受かりやすいって本当?
  • 国立大学法人の難易度ランキングが知りたい
  • 国立大学法人と私立大学の職員の違いは?

このような疑問を持つ方に、本記事を書きました。国立大学法人の採用を目指す上での結論は以下の通りです。

本記事の結論
  • 国立大学法人は受験者数が少ないため穴場
  • 国立大学法人は、採用数が多い大学が狙い目。関東国立大学をランキング形式で難易度を紹介
  • 年収は私立大学のほうが高いが、国立大学も待遇は平均以上
  • 統一採用試験だけでなく、独自採用試験にもエントリーするのがポイント
  1. 国立大学法人が受かりやすいと言われている理由
  2. 受かりやすい国立大学の難易度ランキング
  3. 国立大学と私立大学の違い

という順番で、現役国立大学職員の筆者が紹介していきます。目次をタップすると読みたい箇所までジャンプできます。

ダイマナ
ダイマナ
現役アラサー国立大学職員
Profile
  • 平成元年生まれの30代、千葉県出身
  • 現役大学職員(大学職員歴:6年)
  • 大学では、教務・研究支援の業務を担当
  • ゆるふわ大学職員になろう
  • 教務.com管理人
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    国立大学法人が受かりやすい穴場と言われる理由

    国立大学法人職員試験の勉強時間・試験対策のコツ

    「国立大学法人が受かりやすい」と言われる理由は以下の4点からです。

    • 公務員試験に比べて筆記試験が受かりやすい
    • 国立大学法人は第一志望の人が少ない
    • 私立大学職員に比べて採用倍率が低い
    • 独自採用試験の認知度が低い

    理由①:筆記試験の難易度が低い

    国立大学法人の正規職員採用試験は、地域ごとに共通の一次筆記試験が行われます。

    国立大学法人等職員採用試験の第一次試験令和5年度結果では、受験者数4390名で、合格者が1930名です。

    共通の筆記試験の採用倍率は2.3倍です。

    筆記試験で受験者の4割程度が合格しているため、採用倍率は低い部類に入ります。

    公務員試験と同じような教養試験がありますが、合格ボーダーはすべて選択式で6~7割程度です。

    公務員試験に比べると筆記試験の突破が容易と言えるでしょう。

    実際に高学歴の人では、ほとんど勉強せずに筆記試験を突破している人もいます。

    理由②:国立大学法人は第一志望の人が少ない

    国立大学法人試験を受ける人は公務員と併願で受ける人が大半で、公務員試験の筆記試験対策を行い、練習として国立大学法人の試験も受けるというような形です。

    国立大学法人の志願者は多くいるものの、第一志望を国家公務員・地方公務員にしている人が多いのが実情です。

    国立大学法人に絞って受験する人は多くないため、穴場の試験といえます。

    志望動機や自己PRを受験大学に絞って、時間をかけて作成すれば、面接の突破も難しくありません。

    関連記事:大学職員と公務員どっち?市役所・私立・国立の比較と転職・併願の事例

    理由③:私立大学に比べて採用倍率が低い

    大学職員は近年では人気の職業と言われており、有名私立大学では採用倍率が200倍を超えることもあります。

    一方で、国立大学は半年以上の勉強が必要な筆記試験が課されるため、気軽に誰でも受けられる試験ではありません。

    筆記試験を突破するのに勉強は必要ですが、筆記を通過してしまえば、面接で内定まで進むのは難しいことではないと言えるでしょう。

    関連記事:大学職員の倍率・難易度は高い?私立・国立の違いと難易度ランキング

    理由④:独自採用試験の認知度が低い

    近年、国立大学法人では独自採用試験での採用数を拡大しています。

    • 統一採用試験・・・地域の国立大学で共通の筆記試験(教養試験)を行う
    • 独自採用試験・・・共通の筆記試験がなく、各国立大学法人にエントリーできる

    東京大学では令和5年度の採用予定数を75名としており、そのうちの60名が独自採用試験での採用予定としています。

    数年前までは、統一採用試験が中心でしたので、独自採用試験の存在を知らない受験生もいます。

    採用数の多い「独自採用試験」は筆記試験が苦手な人にもチャンスの多い試験と言えますが、認知度は低いため受かりすい試験といえます。

    ※独自採用試験を採り入れていない国立大学法人もあります。

    関連記事:国立大学法人の独自採用試験とは?倍率や採用のコツを現役職員が解説

    国立大学職員難易度ランキング

    東京大学 安田講堂

    受かりやすい国立大学法人ランキングは以下のとおりです

    1. 東京大学
    2. 東京工業大学
    3. 東京農工大学

    ※採用数・知名度から当サイトで独自にランキング

    ※地方の国立大学は採用数が数名のことが多いため、関東のみで作成

    上記3大学が受かりやすいと本サイトでは結論づけました。採用数が多く、知名度が低い大学のほうが就職の難易度は低いと考えています。

    首都圏国立大学の令和5年度の採用予定数と「〇〇大学 採用」でのGoogle検索結果数をまとめたのが、下記のリストになります。

    参考:関東甲信越地区国立大学法人等職員採用試験 令和5年度採用予定数

    こちらのリストで分かる通り、事務職員の採用人数は多くの大学で数名~20名程度です。採用予定人数が多いほうが「受かりやすい」というのが単純な理由です。

    東京大学などは受験者数も増えますが、多くは公務員との併願なので、内定の出る数が多く難易度は高くありません。

    受かりやすい国立大学法人の基準

    大学 バス停

    受かりやすい国立大学法人ランキングは、以下の2点の基準で作成しました。

    • 採用数が多い
    • 知名度が低い

    受かりやすいポイント①:採用数が多い

    国立大学法人で毎年決まって十人以上の正規職員を採用している大学は多くありません。

    採用人数が5名以下であれば、強いライバル(同大学出身で、難関資格を取得している等)がいた時に内定を勝ち取るのは至難の業です。

    採用数が多ければ、「新卒者・既卒者・明るい人・落ち着いた人」等、多様性を意識した採用が行われやすいです。

    採用数が多い大学を狙うのがいいでしょう。

    受かりやすいポイント②:知名度が低い

    採用数に続いて、重要なのが知名度です。知名度が低い大学であれば、受験者数が少ないことが想定されるからです。

    今回は、Google検索での「〇〇大学 採用」でのヒットページ数を知名度の参考にしました。

    知名度で考えると東京農工大学は穴場と言えます。

    東京大学や東京工業大学に比べると受験者は少なくなるでしょう。

    (ちなみに、東京農業大学(世田谷区)は私立大学で、東京農工大学(府中市)は国立大学で混同している人も多いです)

    具体的な受験者数などが知りたい場合は、国立大学法人等職員採用試験攻略ブックが便利です。

    関連記事:国立大学法人等職員採用試験攻略ブックの内容を紹介!

    国立大学法人は私立大学に比べて受かりやすい?

    東洋大学 外観

    国立大学法人は私立大学に比べて受かりやすいといえます。

    私立大学職員の特徴
    • 30代で年収1000万円を超えることもある高年収
    • 採用数が少なく、採用倍率が高い
    • 仕事内容は大学事務が中心で、国立と大きく変わらない

    年収や待遇を考えると私立大学のほうが人気がありますが、国立大学法人職員も準公務員として安定した職業です。

    教員や学生を支える事務仕事という点は一緒なので、私立大学を第一志望に、受かりやすい国立大学を併願するのもいいでしょう。

    「国立大学法人は筆記試験があるから無理かな・・・」という方もいますが、チャンスは十分にあります。

    • 国立大学職員等統一採用試験の受験者数が減少傾向
    • 筆記試験は教養試験のみで専門的な知識は不要
    • 大学入試の知識でも十分対応可能

    筆記の統一試験は難しいという方も、各国立大学法人で独自採用試験の選考があるかは確認するようにしましょう。

    正社員でなかなか採用されないという方は、契約社員から正社員登用を目指すのもおすすめです。

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    国立大学・私立大学・公立大学の違いは以下の記事でも紹介しています。

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    国立大学法人試験対策は無料ハンドブックの利用から

    本気で国立大学法人への採用を目指す場合、無料で貰える「公務員転職ハンドブック」が役に立ちます。

    資格の通信講座のクレアールが提供している公務員の就職・転職のハンドブックで、国立大学職員志望の人も「公的機関の事務職」という点では共通しています。

    面接で聞かれたこと、筆記試験の対策方法、社会人採用の自治体ごとの情報など、お役立ち情報が無料の資料請求で手に入ります。

    就職活動・転職活動は情報戦なので、早めにゲットしておきましょう。

    また、統一採用試験からの採用を目指す方は筆記試験が1つのハードルになっており、教養科目試験の合格には最低でも300時間以上の勉強時間が必要だと言われています(500時間~1000時間は必要という人もいます)。

    参考書を使っての独学も可能ですが、通信講座を利用すれば効率的に学習を進められます。

    国立大学法人等採用試験に関する通信講座の比較表は以下のとおりです。

    講座名アガルートクレアールスタディングフォーサイトたのまな
    おすすめ度
    料金教養型対策カリキュラム
    129,800円~
    教養ベーシックコース
    175,000円
    地方上級・市役所 教養合格コース
    一括66,000円
    公務員スピード合格講座(教養試験対策コース)
    19,800円
    公務員上級【安心合格】講座
    一括244,400円
    教材の特徴・教養試験のみで受験できる国立大学法人、市役所に特化
    ・分野別のテキストと講義動画
    ・国立大学法人、市役所に短期合格を目指す講座
    ・一般知能、時事などに特化したカリキュラム
    ・教養試験の数的推理・人物試験対策を重視
    ※郵送の教材なし
    ・紙のフルカラーテキストとデジタルテキスト・豊富な教材と講義動画
    ・専門科目も含めた講座
    サポート・学習の相談ができる学習サポーター制度
    ・模擬面接、エントリーシート添削あり
    ・担任制で質問も可能
    ・学習計画から面接対策まで相談可能
    ・講師への相談サービス
    ・エントリーシート添削
    ・無料メール質問(5回)はあるが、サポートは少なめ・担任による面接・論文サポート
    キャンペーン・大学生限定受講料5%OFF
    ・内定特典でお祝い金の制度あり
    ・期間限定割引あり
    ・無料のハンドブックもおすすめ
    ・20%OFFのスタディング学割あり
    ・誰でも使える10%OFFクーポンも
    ・割引クーポン配布あり・お家学習キャンペーンなどあり
    国立大学法人通信講座 比較表

    おすすめの通信講座について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

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    国立大学法人採用試験におすすめの通信講座・予備校ランキング
    国立大学法人採用試験におすすめの通信講座・予備校ランキング

    まとめ:国立大学法人の採用情報はこまめにチェック

    国立大学法人が受かりやすい理由、受かりやすい国立大学法人ランキングを解説してきました。

    国立大学法人等採用試験は、試験範囲が教養科目だけなので対策が比較的簡単です。働きたい地域にこだわりがなければ、採用予定者数の多い大学を受けていくといいでしょう。

    また近年では、教養科目試験を課さない「独自採用試験」を取り入れる大学も増えてきました。

    独自採用情報を見逃さないよう、転職サイトには必ず登録しておきましょう。貴重な求人を見落としてしまうと手遅れになってしまいかねません。

    転職サイトの登録は、マイナビ転職リクナビNEXTリクルートエージェントdodaの4社がおすすめです。以下の記事で紹介していますので、参考にしてみてください。

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