給料・待遇

大学職員の給料・待遇は平均より高め。ホワイトな職場環境のことが多い

大学職員の仕事はホワイトな職場で、給料も「そこそこ」というイメージを持たれているようです。給与や待遇、仕事への評判など、私が働いていてわかったことをまとめてみます。

平均年収もボーナスも平均より少し上

「平均年収」は気になるところです。職場によって異なるのですが、一般的には平均より少し上くらいの年収のところが多いと思います。

私立大学職員の給与はまばら

有名私立大学であれば、30過ぎで年収800万円になるところもあるようですが、地方の学生数が減っている私立大学では年収300万円程度のところもあります。

基本的には偏差値や知名度の高さに比例して、給料も高くなるというイメージで間違いなです。

都心の一等地にキャンパスがあり、志望者も有名教授も多い大学は給料がいいです。

国立大学職員の給与は国家公務員2種程度

国立大学の職員は元々、国家公務員という経緯もあり、国家公務員2種並みの給与です。

法人化され、給与システムも大学独自のものにできますが、国家公務員時代の給与体系を残しているところが多いです。

国家公務員に準じているとはいえ、地方の大学より都心の大学のほうが給料がいいです。

一般企業でも地方より、都心の方が平均年収が高いですが、一般企業の水準に併せて、国立大学間でも差をつけているというイメージです。

ボーナスも平均より上くらい

ボーナスも大学によって異なりますが、中の上くらいというイメージでしょうか。年に2回、数ヶ月分もらえます。

経営が傾いていなければボーナスが大きく減ることもないですし、比較的安定した仕事といえると思います。

また、大学教員・学生のサポートがメインですから、多くの職員は具体的な営業目標などがありません。

成績でボーナス額が大きく上がることも大きく下がることもありません。

無能・仕事がつまらない
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大学職員の福利厚生と退職金

給与はそこそこですが、福利厚生がしっかりしていると言われます。大手企業のような特別な待遇はあまりありませんが、制度・規則はしっかり整っています。

教員に準じているため、充実している

福利厚生がしっかりしているのは「大学教員」と同じ、福利厚生を共有しているからだと思います。

大学教員は、大学院を出て長時間の教育・研究を行う「高給取り」です。

多額の社会保険料が支払われるため、福利厚生を充実させることができます。大学職員はその制度にのれるからお得ですね。

人口減少で福利厚生が質素に

福利厚生が充実しているとはいえ、人口が減少し、大学の財源が減っていくと言われている時代です。

福利厚生も削減されている傾向があります。

人間ドックの自己負担額が増えたり、大学が持っていた保養所がなくなったり、着実に福利厚生の内容が少なくなっている印象はあります。

いつまでも、多額の補助ができる状態ではないようです。

退職金も同様に減少傾向

退職金も福利厚生の一環と考えると重要な要素です。

こちらも「高給取り」の大学教員に準じたシステムなので、一般企業に比べるとしっかりしていると思います。

しかし、財源に余裕がなくなってきていることは間違いなく、今後は退職金も減らせることでしょう。

ホワイトな職場で残業がないは本当?

ノルマがない事務職ということから、「ホワイト」とよく言われていますし、「ホワイト職場」を求めて大学職員を検討している人も多いようです。
(※ホワイト職場・・・残業が多い、罵倒される、ノルマがきつい、など仕事がきつい職場を「ブラック職場」といいます。その反対。)

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ノルマがある仕事はほとんどない

大学の収入源である、学生を連れてくるのも、研究費をとってくるのも「大学教員」の仕事です。

大学職員はサポートなので、ノルマは基本的にありません。

会社で言えば、教員が営業職、職員が事務職です。営業のために、サポートをするのですからノルマはありません。

また、普段仕事をする相手が人格者である「大学教員」なので、無茶なことを言われることもほとんどありません。

残業は意外に多い?

残業もないというイメージがあるようですが、残業が多い部署・時期もあります。

会計の締めの時期には経理部署は全ての書類を処理するのに残業していますし、入試担当の職員は願書の受付、会場設営など遅くまで業務をしています。

やるべき仕事があって残業をしているので、ノルマを稼ぐために営業周りをしているのに比べるとストレスは少ないと思います。

大学職員と在宅勤務・テレワーク

コロナ禍で在宅勤務やテレワークが推奨されていますが、大学職員のテレワーク率は低いです。

自宅でできる業務が少ない

教員と学生のサポートを行う大学職員は、大学に出勤していないと出来ないことが多いです。

学生や教員の個人情報を扱っていたり、研究費の会計情報を扱っていますので、外部への持ち出しは禁止されています。また、情報の電子化もあまり進んでいません。

教員も学生も大学に来ていなければ、やる仕事は少ないですが、教員・学生が来ている時間に大学職員が在宅勤務をしているわけにはいきません。

テレワークは大学でも推進されている

国が「テレワーク」を推進しています。大学を管轄する文部科学省も「テレワーク」の導入を推奨していますので、大学もそれに応えて「テレワーク」や「オンライン化」を進めなければなりません。

授業は基本的に「オンライン」で受講できるようになっていますから、学生が大学に来なくても各種手続き・相談ができるように変わっていくでしょう。

それに応じて、職員の仕事もオンラインだけで済むように変わっていくかもしれません。

大学職員は勝ち組の仕事?人気・評判は?

大学職員の仕事は「ホワイト」という意味では勝ち組かもしれませんが、一生安泰というわけではなさそうです。

「狙い目」「穴場」の仕事ではある

給料が特別高いわけではないですし、残業もあるので、「勝ち組」というのは言いすぎかもしれません。

それでも、「穴場」ではあると思います。

有名私立大学を除いては、志望倍率が高くないので、しっかり対策をたてて就職活動を行えば、就職は難しくないと思います(学歴は高ければ、高いほど有利です)。

それなりの労力で就ける仕事としては「狙い目」といえると思います。

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大学職員は安定のイメージで、評判もいい

学校なので「安定」したイメージを持っている人が多いです。

人に紹介するのにも恥ずかしくないですし、年配の方にも評判がいいです。

また、「大学で働いている」というと身近な印象を受けてもらいやすく、話が弾むことも多いです。

ただ、「何を勉強してるんですか?」と聞かれることが非常に多いですね。先生じゃなくて、事務員ですと何回言ったことか。笑

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